トンツカタン森本バナシ

プロダクション人力舎所属、トンツカタン森本のブログ

市川美織さんと対談したバナシ

FLASHスペシャル』

昨日、光文社さんから発行されている『FLASHスペシャル』内のコーナー『市川美織のお笑い芸人になりたいの!』でNMB48市川美織さんと対談させていただいた。市川さんは大のお笑い好きということもあり、とても有意義な対談ができたのでぜひお買い求めいただきたい。

写真撮影

対談は撮影スタジオで行われ、終わりでそのまま雑誌に載せるための写真を何パターンか撮ることになった。初めに市川さんとトンツカタンの4人横並びで撮ろうとするとカメラマンさんが

「菅原さん、一歩前に出てくださーい!」

いつの間にか菅原がこっそりと後ろに下がっていた。芸人がアイドルより小顔に写ろうとするな。

「いやーそうなんですよー!」

そんな調子で何枚か写真を撮ってもらっていると、スタッフさんが

「菅原さん、撮られるたびにすぐモニター見てますよね?」

と指摘された。カメラマンさんの横に撮った写真が写るモニターがあり、どうやら菅原はシャッターが切られるたびにそれをチラチラと見ていたらしい。それを受けて菅原は

「いやーそうなんですよー!」

と言いながらモニターの目の前に移動して凝視し始めた。「バレたなら堂々とやっちゃえ」じゃないんだよ。

「レタッチしておきます!」

その後もカメラとモニターを交互に見ながら撮影に臨んでいた菅原だったが、「これだと効率が悪い」と思ったのか、ついに『モニターしか見なくなる』というマイナス方面の成長をしてしまいカメラ目線が撮れなくなってしまった。そこでしびれを切らしたカメラマンさんが

「どうしても見てしまうようなので…」

と言ってモニターを裏返しにして見えないようにしていた。喋っても通じない『赤ちゃん向けの対処法』である。裏返しにされてとても残念そうにしていた菅原になんでそこまでモニターが見たいのか聞くと

「最近薄毛になってきててハゲに写ってないか心配なんだよね」

思いの外悲しい理由だった。一歩後ろに下がっていたのもそんな切ない背景があったのか。するとそれを聞いたスタッフさんが

「なるほど!では誌面でレタッチしておきます!」

と、『毛量を増やす編集』という余計な作業を快く引き受けてくれた。一気に毛量と作業を増やすな。

「はーい、なりたいんですねー」

毛量問題が解決したあとはとてもスムーズに撮影が進んだ。僕らが市川さんの決めゼリフ「フレッシュレモンになりたいのー!」の動きをレクチャーしてもらい3人で実践するとカメラマンさんに

「はーい、なりたいんですねー」

と、『塩分キツめの塩対応』をされたりしながらも、終始和気あいあいとした空気で撮影が終了した。

「ファンの!」

ちょうど撮影が終わったタイミングで編集長がお忙しい中わざわざ様子を見に来てくださり、

プロダクション人力舎トンツカタンと申します!」

と挨拶すると

「おぉー!市川美織が大ファンの!」

と言ってくださった。それを聞いた市川さんがすかさず

「あ、はい!わたしがファンの!」

大を削っていた。本人を目の前にしてこれでもかというリアルをぶつけてきた。

 

このレモン、酸味強めだ。

 

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