トンツカタン森本バナシ

プロダクション人力舎所属、トンツカタン森本のブログ

秋田での営業バナシ

「一番ウケる1分」

先日、秋田県へ営業に行かせていただいた。ご存知の方もいるかもしれないが、秋田は相方である櫻田の地元なので、普段東京でのライブに来られない家族や友人にがんばってる姿を直接見てもらえる数少ない貴重な場である。

こういった営業ライブにおいて基本的に我々のような若手は先輩方よりももちろん持ち時間が少ない。しかし、秋田が地元だということを知った先輩方とスタッフさんのご厚意で東京03さん、ドランクドラゴンさん、サンドウィッチマンさんがそれぞれ自らの持ち時間から1分譲ってくださるというとても粋なことをしていただいた。僕たちが感謝をしているとドランクドラゴン塚地さんが

「俺らが一番ウケる1分をあげちゃったから頼むで」

なんで『クライマックスの1分』くれたんだよ。序盤の1分でいいだろ。

「メガネをかけるといいよ」

出番前、楽屋で僕が「目つきが悪いと言われることがある」という話をしていると、同じ悩みを持つ三四郎の小宮さんが「僕みたいにメガネをかけるといいよ。そうすればもっとウケるから。ほら、僕のスペア貸してあげるからこれで出てみなよ」

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こうして僕は初めての秋田で初めてメガネをかけて舞台に出るという『イレギュラーてんこ盛り』でお送りすることになった。

本番

いざ僕らの出番になり、自己紹介で櫻田が秋田出身だということを伝えると、とてもウェルカムな空気で迎え入れてくれた。続けて櫻田が通っていた学校名を言うと

「○○小学校」

「おぉ〜〜!!(パチパチ)」

「○○中学校」

「おぉ〜〜!!(パチパチ)」

「○○高校」

「おぉ〜〜!!(パチパチ)」

めちゃくちゃ省エネでお客さんからの拍手をもぎ取っていた。どういうメカニズムだよ。

メガネのデメリット炸裂

僕らは自己紹介やショートコントなどで何回かお辞儀をするシーンがあるのだが、小宮さんから借りたメガネのサイズが合ってないため、下を向くとすぐにメガネが落ちてきてしまう。それを防ぐためにお辞儀をするときはちょっと顔を前に出すだけにしてしまったため、『礼が雑なやつ』だと思われただけだ。笑いの量は普段と変わらなかった。出番終わりですぐに返した。

追うカオナシ

台風の影響で帰りが飛行機から新幹線へ変更になり、出発時間が早まったため小宮さん、おとぎばなし花里と3人で急いでタクシーに乗って駅へ向かうと、ハロウィンが近いということもあって何人か仮装している人がいた。そんな中、『千と千尋の神隠し』のカオナシの仮装をした3人組が

「小宮じゃね?」

「え、小宮?」

「小宮だ!」

と言って猛ダッシュで追いかけてきた。カオナシがこっちへ向かってくる光景を見て怖がった小宮さんもダッシュで逃げた。『千と千尋の神隠し』と全く同じ展開に思わず『予算のない実写版』かと思った。

 

こうして僕らの初秋田営業は終わった。

 

また呼んでもらいたいので、次来るときまでに

 

ハクを付けよう。