トンツカタン森本バナシ

プロダクション人力舎所属、トンツカタン森本のブログ

バード鳥山のR-1ぐらんぷりバナシ

R-1ぐらんぷり2018エントリー

先日、僕がインスタグラムの生配信サービス、インスタライブをプロダクション人力舎の養成所時代の同期である鳥山大介とやっているという記事を書いた。

おこたしゃべりバナシ - トンツカタン森本バナシ

あれ以降、異常なペースに拍車がかかり、今は『月25〜30』のペースで配信をしている。そんな中、現在開催されているピン芸の賞レース『R-1ぐらんぷり2018』に二人ともエントリーした。僕は1月5日にエントリーし、一回戦を通過することができた。そして鳥山は『バード鳥山』という名前でその数日後の1月9日にエントリーをした。

謎のハートウォーミング

初のR-1ぐらんぷり、そして初のピンネタということでとても不安がっていたバード鳥山。毎日たくさんネタのことを考え、ああでもないこうでもないと頭を悩ませていた。そして迎えた1月8日の生配信。R-1ぐらんぷりを前日に控えた鳥山に対し、視聴者の皆様からものすごい数の応援コメントが届いた。そのときの動画をツイートしたものがこちらだ。

 

 

動画内でも言っているが、まるで『決勝前夜』のような顔をしていた。あらためて見返すと『苦節15年』みたいな顔もしている。たしかにとてもいいシーンだったので僕も一瞬感動しかけたが、ただの『若手芸人の一回戦』である。あと、僕の一回戦前夜はこんなにコメントはなかった。

配信後、皆様からのあたたかいコメントに目を潤ませながら彼は僕にこう言った。

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「僕は、視聴者の皆様を愛しています」

うるせーよ。『来日した韓流スター』みたいな発言すんな。こうして彼は最高の状態で一回戦当日を迎えた。

一回戦当日

その日の昼に一回戦出番を終えたバード鳥山と夕方に落ち合った。結果発表は当日の夜ということで、ひたすらに待った。昨日応援してくれた皆様のためにも勝ち上がりたい。そんな思いがあふれ出てしまうのか、少し目を離すと

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すぐに『激祈り』をしていた。周りの視線が恥ずかしくなった僕は『偶然相席になってしまったんです顔』でやり過ごした。

結果発表

そしていよいよ結果が公式ホームページで発表された。さっそく二回戦通過者が載っているページを見ると

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わかりやすすぎるだろ。『落ちた人間にしかできない表情』じゃねーか。こうして残念ながらバード鳥山のR-1ぐらんぷりは終わった。

生配信

結果発表直後に配信を行うと、またしても鳥山を労う大量のコメントが送られてきた。彼は今回R-1ぐらんぷりに出たことでたくさんのものを得ることができた。そのコメントたちに対し、彼は感慨深そうに

「僕は、皆様を愛しています」

また来日していた。そしてその大量のコメントに紛れて一件だけ僕に向けたものが流れてきた


「あ、そういえば森本さん二回戦がんばって〜」


僕は、皆様を愛していない。